ずさんな労務管理にはご注意を!従業員さんを大事にしていますか?

こんばんは。社会保険労務士・行政書士の浜田です。

今日は、労務管理について、何故する必要があるのかについて、私の想いも含めてお話ししようと思います。

労務管理と言っても、私は「賃金の支払いや労働時間に関して法律に違反しないようにすることは最低限のこととして、そもそもその前段階でできることを行うことが非常に重要」だと考えています。

では、その「前段階でできること」とは何でしょうか?

その1:従業員を大切にすること

これは、当たり前かもしれませんが、これができていない会社こそ労働問題で社員さんから訴えられたりする可能性が高いです。

その中でも、勘違いとして多いのが、

「ウチは適正な労働時間で働かせているし、残業代もきちんと払っているから」

という考えです。

たしかに、上記のような場合だと、労働問題として発展する可能性は多少は低くなるかもしれません。

しかし、今の世の中は、少し例を挙げてもパワハラ、マタハラ、男女差別といった様々な問題が渦巻いており、労務管理といえど、決して労働時間や賃金だけで全てが丸く収まるようなものではないのです。

特に、私のような若い世代は会社へ貢献したいという意識が希薄なため、より注意が必要です。少しの問題で、訴訟に発展したり、離職を考える可能性があります。

従業員の会社への満足度はきちんと把握していますか?

主観では分からない問題があるからこそ、「社会保険労務士という第三者」としての存在が必要であると私は考えています。

従業員を大切にしましょう。そのために、しっかりと意見をきいてあげましょう

私も約10年間、サラリーマンとして働いてきましたが、はっきり申し上げて会社へ貢献したいと思うような会社に所属できたという感覚はなかったです。

労務管理が本当にできておらず、勤めていた会社の若者の離職率はかなり高かったです。「本当は、もっと改善できる余地はたくさんあるのに・・・」と感じたことも、私が社会保険労務士を目指す一つのきっかけとなったことに間違いありません。

だからこそ、これからも私が関与する会社様には若者の離職率を下げてほしいと思っています。

どういった会社であれば従業員にとって、居心地のいい会社になるのかを経営者が考えることが第一歩となると思っています。

その2:関係性の質を上げること

「従業員を大切にすること=なんでも許してしまう」とは違います。

やはり、規律等は会社にとって非常に重要です。

では、どうしていくのかというと関係性の質を上げていくのです。

マサチューセッツ工科大学 ダニエル・キム教授の「組織の成功循環モデル」

上記の図は、マサチューセッツ工科大学教授のダニエル・キム氏が提唱した「組織の成功循環モデル」です。

そもそも結果に目が行きがちですが、結果を出すためには、「関係の質」がなければ組織で上手くいきません。小さい枠組みで行動すると、当然結果は小さくなるものです。

逆に関係性の質が上がれば、自分では気付かなかった思考にも気付けるようになり、自ずと従業員さんは行動をしてくれます。

それが、より大きな結果となるのです。

好意を持った人には、貢献したいと思うのが人であると思います。

従業員同士がお互い良好な関係を持てるような会社が、本当に強い会社ではないでしょうか?

関係性の質を上げていくには、コミュニケーション等が非常に重要になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この2点に取り組むだけで従業員さんは自然と自らの課題に取り組むようになり、会社への貢献したいと思う心を喚起することができ、結果として満足度も向上することができます。

そうすることで、離職率は下がり、そもそも労働問題に発展するようなことも顕在化しないのではないでしょうか?

実は、労務管理といえど、法整備等をしただけでは何も変わりません

当事務所は、単なる労務管理ではなく、従業員さんとのコミュニケーションを含めて改善策を見出し、結果を出していく事務所です。

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